先日、日課のランニングの休憩中にこんなポストをX(Twitter)で見つけてしまった。
1週間以上前のポストだったんだけど、誰かがリポストしてくれたおかげで見つけることができた。
Kanon、リトルバスターズ!は青春時代にプレイして、しっかり泣いたし、アニメでもしっかり泣いた。確かにCDは何枚か持っているけど、ディスク自体は実家。最後に聴いたのはいつだったんだろう…というレベルで聴いてない。
Apple musicに加入しているので、せっかくだから久しぶりに聴きながら走ってみるか、いい感じのテンポのAlicemagicでも聴いてみるか~…。
僕はKeyを忘れていた。
Alicemagicで、僕は涙が溢れた。
イントロでは「うわぁ懐かしいなぁ~走りながらだといい感じ~」と思ってたんだけど、歌が始まると、ほんと…。
涙を流しながらランニングをする不審者と化した。
伝えられなかった言葉を 言えたら最後にしない
僕らの旅 また分かれ道でも(作曲:折戸伸治, 作詞:都乃河勇人,編曲:MintJam, 歌手:Rita)
個人的には2番の歌詞、特にサビ周りが好き。Alicemagicはロックバージョンもあってアップテンポで楽しい曲なんだけど、世界の秘密を知った上で聴くと本当に悲しい曲なんですよね。1番でも同じだけど、サビの「また分かれ道でも」の「分かれ道でも」あたりが特に好き。ここで一番涙が出る。
プレイしたことがある人なら、Alicemagicはヒロインの神北小毬視点だと気づくと思います。あまりネタバレはしません(こんな記事にたどり着く人はプレイor視聴済みでしょう)が…。
小毬は大切な人を失ってしまった故の歪んでしまった、壊れてしまった心。それでいて純粋で頑張りやさんな優しい少女という二面性を持つヒロインです。だからこそ理樹を強くするため、鈴の社会性を育むための第一歩として恭介が選んだのでしょう。あまりプレイしていればもちろんAlicemagic自体は小毬以外のヒロインのEDでも流れますが、それでも小毬視点と主人公である理樹と共に過ごした日々、そして別れを想起させる歌詞にはただただ感涙です。
”幸せスパイラル理論”と”前向きマジック”、底抜けに明るい彼女を思い出して、今もAlicemagicを聴きながらあの頃を思い返しています。
「あなたの目が、もう少し、ほんのちょっとだけ見えるようになりますように」
コメント